2014年2月1日

ミュージアムのはしご

去年「みなとみらい」にできた施設「オービイー横浜」へ、まさちゃんと行って来た。

『人類が始めて体感する地球。大自然超体感ミュージアム』という宣伝文句なので、それは一度見て置かなければということだったのだ。


館内には8つのエキシビジョン(上の写真はそのひとつ)があり、入館すると自由に見て回れる。
そして、この施設のメインは「シアター23.4」というスクリーンで上映される映像なのだけれど・・・・。

『幅40m×高さ8mのスクリーン』というのは、確かに映画館よりちょっと大きいかも知れないけれど、肝心のコンテンツが、スクリーンを分割したり、スクリーンの一部だけを使ったりする画面が多く、せっかくのスクリーンの大きさを生かし切れていない気がした。
『人類が始めて体感する』と言われても、IMAXシアターやプラネタリウムを使った全方位映像をさんざん見て来た我々にとっては、驚くほどの新鮮味はあまりない。

エキシビジョンの方もいまひとつで、『-20℃の世界を体験』とかも普通に遊園地にあるアイス・ワールドの方が寒いし、『昆虫の世界を体験するウォークスルー』に至っては、「お化け屋敷か!」と突っ込みを入れたくなるほど・・・・・・少し、う~んな感じではありました。

で、気を取り直して、高島町にある「原鉄道模型博物館」へ。

こちらも一度行きたかった施設だ。
原信太郎氏が製作・所蔵している膨大な鉄道模型を展示してある博物館で、ここのメインは、なんと言って1番ゲージの鉄道模型が走る巨大なジオラマだ。


1番ゲージというのは、実際に目にすると相当でかい。
大きいので細部に至るまでリアルに再現されている気がする。


実際の鉄道と同じように車輪や線路が鉄で作られているので走行音がリアルで、架線から電気を取って走るというこだわりの鉄道模型が、朝から昼・夜へと照明が切り替わるジオラマを走っている様は、何時間も飽きずに見ていれそうでした。

特別「てっちゃん」ではない僕がそうなのだから、マニアの人にとってはたまらない場所なんだろうなぁ・・・。

そんな訳で、企業が作った「最新型」ミュージアムと、一個人が築き上げた感動の展示を梯子した1日なのでした。

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